「プロの資料作成力」を読みました
おはようございます。FKです。
書籍を読んだので、内容を簡単にレビューと、私の感想を書かせていただきます。
今回読んだのはコチラ
第一版発行は2012年なので10年以上前ですが、資料作成におけるエッセンスが詰まっており名著とされているそうです。私は会社の上司からこの本について聞きました。
著者は当時日本IBMで研修担当をリードしている清水久三子氏。
【この本をオススメできる人】
- 社会人
- 業務においてプレゼンテーションがあり、そのためにわかりやすい資料を作成したい
- 分厚い本を読むのが苦手な方、時間のない方(189ページなのでビジネス書の中では分量的に読みやすい。内容もわかりやすい)
【本の構成】
合計で7章ありますが、大体3部に分かれます。
- 資料の骨格作り:本書内の1章〜3章
- 視覚的なわかりやすさの作成:本書内の4章〜6章
- まとめ+レベルアップの方法:7章
【内容】
- 資料の骨格作り
まず資料の存在意義は何なのか、そしてそのために最初にすべきことは何かが説明されています。
例えば「資料の目的は?」「ターゲットは?」「メッセージは?」という内容を織り込むべきであり、最初は手書きでそれを整理しながら、資料の目的を構築していくと言うところ。
良く言われる「ロジカルシンキング」の部分です。
視点としては「5W1H」を持って資料を作成すれば良い、という点がベースにあると感じました。 - 視覚的なわかりやすさの作成
どういう資料が見やすいか、という基礎的な部分から、グラフや表の使い方について記載があります。
また見やすい表やわかりやすいグラフ、書式…など、見やすい資料の基礎理論が明確かつ簡潔に記載されています。 - まとめ+レベルアップの方法
資料レビューの仕方が書かれています。
ほぼどの会社でも資料作成の後に上司レビューがあると思いますが、これを学んでおけば手戻りなく進められると思います。
【感想】
私のこの本からの学びは2点です。
1点目として、自分がこの本の中で最もできていなかった部分は、資料の骨格作りのうち「メッセージ」作成の部分でした。
筆者は「目的」「ターゲット」を決めて、その後に伝えたいことを論理的に!と書いているのですが、私は資料を作成しているうちにあれやこれや横道にそれたり、根拠を調査しているうちにメッセージがぶれてしまい、結果としてPowerPointのストーリーがブレブレになってしまうことがあります。
そのため、もっとストーリーボードの作り込みや、ストーリーボードの都度修正をする。
実際にPowerPointを作成しているときには「目的とターゲットはスライドの右上に貼っておく」ということをやっていこうと考えました。
2点目は、「視覚的なわかりやすさ」については、基礎的な部分はまずまずできており、どちらかと言えば、私はロジカルシンキングが弱いのだと再確認することができました。
なのでそういった本を精読し、アウトプットして自己成長に繋げようと考えました。