TOEICパート別の簡易テクニック
おはようございます。
昨年5月にTOEIC900を目標に勉強を開始し、2022年11月/12月に受験したTOEICで無事945点を連続で取得できました。
アビメも届いたので、各Partの自分が意識していたポイントを記載していきます。
写真は2022年11月のもの
【Listening】
Part1
問数は少ないのですが、意外とPart1は満点を取りにくいPartだと思います。文法的にも語彙的にも壁があり、そのハードルを越えないといけません。
・文法の壁の最も大きなものは現在進行形+受動態(being+p.p)です。
大体現在完了+受動態(been+p.p)との引っ掛けをしてきます。
勿論聞き分けできるのは大切ですが、難しい場合、選択肢の動詞が「今絶対にその瞬間もやられているものか?」と判断すると良いと思います。
・単語の壁は、Part1にしか出てこないような単語が多数出るからです。
例えばThe skyscraper is casting a shadow on the lake.など。
skyscraperやcast a shadowなどは私はPart1以外では見たことありません。
余裕があれば、金フレにはPart1用の単語がそろっていますので、そちらを勉強してください。
Part2
Part2も選択肢は3問ですが、意外と満点取得は難しいと思います。というか私レベルでは公式問題集で一度も満点を取れていません。
ポイントは質問文を話す人の文頭と、回答文を話す人の変化球的応答です。
・質問文を話す人は基本的にキーワードをつかめば何とかできることが多いです。特に前半10問くらいは疑問詞を聞いていれば、後は聞けなくてもなんとかなることも多いです。後半(No.20くらい以降)になると平叙文も多く疑問詞も出ないこともありますが、キーワードが必ずどこかに出るのであきらめずに聞くこと。
・回答文を話す人はこちらも後半から難易度がかなり上がります。疑問詞を言ったかと思ったら逆質問してきたり、変化球応答が苦しくなってくるところです。
…ここは勉強して乗り越えてください!
Part3/4
・全体として、問題文まで先読みが重要なことは良く言われていますが、選択肢まで先読みする人と、そうでない人で分かれるようです。
私はどちらでもよいと思います。自分に合っている方を選んでください。参考までに私は当初選択肢まで先読みしていましたが、その後設問文だけにしました(スタサプで関先生が言っていたため)
・図表問題のうち、選択肢に数字が4つ並ぶ問題は、数字を覚えないといけないと思いきや、本文では数字そのものは述べられないことが多いです。「日程が変わりました」などと言われ、その日程を選ぶ問題が多いです。
・余談ですが、最近は公式問題集などに比べ、本番での会話やり取りが多くなっている印象です。日ごろからリスニング対策している人も、焦らずに。
【Reading】
Part5/Part6
・Part5は問題文よりまず選択肢を見て、何を聞かれている問題か見分けること(品詞なのか、時制なのか、語彙なのかetc.)が大切です。
・そのうち、特に文法の独立型(選択肢の近辺を見れば回答できるもの)は速攻で解き終えることが重要です。特に、品詞問題と前置詞VS接続詞VS副詞は独立型が多めなので、空所付近を中心に見ていきましょう。
・Part6は文法/語彙問題はPart5と解き方はあまり変わりません。文挿入問題は、前後に代名詞だったり「The」がついていたら注意しましょう。挿入箇所のヒントになることが多いです。なお文挿入問題は基本前後を見渡せば解けますが、話の題意を掴むために全文読んだ方が良いと思います。
Part7
・全般として、いきなり本文から読んでしまいがちですが、タイトルなどの文頭情報を先に見てから本文を読んだ方が良いです。直接的な回答に繋がることもあるし、以降の文章を読みやすくすることもあります。
・950点未満なら苦手な文書タイプ、得意な文書タイプに分かれると思います。特にシングルパッセージは得意なものからやっていくべきです。
- メール:一番スタンダードで解きやすいのではと思います。日付情報と送信元・宛先は必ず目を通すこと。メールを送信した目的は問われる確率が高いです。
- お知らせ・回覧文:メールと類似して、何か目的があるので、把握すること。
- チャット:大体一問は砕けた応答の解釈問題になります。前後から文脈を推測するのが得意な方は早めにやりましょう。単語数も少なく早めに解けるとエンジンがかかります。
- 記事:自分は一番苦手でした。周辺情報との照合が面倒。かつ単語も学術的で難しい。
- Webページ:そのページが何を指しているのかを押さえて解いていきましょう。(セールのページなのか、カスタマーサポートなのか)
- 広告:チャット+記事を足して2で割ったような形。単語も少し独特だったり、砕けた表現もある。
ざっと書かせていただきました。
ご参考になれば何よりです。
それでは、また。